わたしのため
自分のため
自分が有利であるため
自分が損しないため
自分が自分が自分が
そうやって
過ごしてきた時間での
人モノ場所は意外にも
記憶に残っておらず
そうやって
過ごしてきた過去は
歴史に残っておらず
あの時から続く今を
生きているつもりでも
そうでもないという現実
記憶は
一人ぽっちでは
作ることができず
人モノ場所といった
関係性がなければ
今も記憶として
残すこともできず
今の続きを
未来というならば
そこへの一歩になる
観測
選択
連係
は記憶によって
生み出されるのであり
記憶を日々失っている
現代人にとっては
慌ただしい
今という瞬間の連続に
一息ついた頃
こう感じるであろう
今はどこにつながっているのだろう
今日はどこに向かっているのだろう
物語の続きを進むにも
記憶がなければ
また別の物語を
手にとってしまう
わたしはこう思います
わたしはこうしたいです
わたしは
わたしは
わたしは
生態系を無視した自我
中途半端な個性は
自分らしさでも
なんでもない
自分の命のために生きた
時間を過ごすことは
自分の命のために生きてると
言えるのだろうか
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